メガネマニアが伝授するメガネの選び方【モテるメガネ編 】後編

眼鏡語録

今回は以前6月3日にアップした『モテるメガネの選び方』の後編だ。まずはポイントとなる3つの項目を振り返ろう。

①サイズは外さずぴったりのものを

②形はパントシェイプ

③フレームカラーはプラスチック素材なら茶系、メタル素材はゴールド系

今回は前編に引き続き③の解説からしていく。前編がまだの方は以下のリンクよりまずチェックしていただきたい。

メガネマニアが伝授するメガネの選び方【モテるメガネ編 】前編
モテるメガネの選び方 メガネはかける人をデザインするアイテムだ。実際メガネを提案させて頂いたお客様から、 「恋人ができた!」 ...

それでは早速いってみよう。

【フレームカラー選択】プラスチック素材は茶系

モテる要素としてフレームのカラー選択は間違いなく最も外せないポイントだ。ここであまりメガネをかけた経験がない方が選びがちなのが黒縁だ。メガネといえば黒というイメーが強いため、最も無難に思いがちだが、実は黒はフレームカラーの中でも極めて難易度が高い。理由は黒縁は相手に与えるメガネの印象が強く、かけていない時とのギャップが強くなるためだ。目もとの印象を強くしたい方などにはお勧めだが、今回のテーマとは対極のカラーと言える。ここでお勧めしたいカラーが茶色の単色だ。メガネで茶系というと鼈甲柄を思い浮かべる方が多いと思うが、あえて私はここで茶系の中でも“単色”ということを強調したい。理由はやはり鼈甲柄より単色の方が主張が柔らかくなり、顔に馴染みやすいからだ。

【フレームカラー選択】メタル素材はゴールド系

そして少し難易度が上がるメタルフレームは、かけたときに「知的」または「堅い」という印象がよく言われる。そこでシルバーを選択してしまった日にはその印象に拍車をかけてしまい、モテメガネとしてはかけ離れることになる。そこでお勧めしたいのがゴールドだ。ゴールドというとメガネの印象が強くなるのではないかと思われるかもしれないが、実は肌色との相性が抜群なため最も自然な印象を与えることが出来る。といっても普段アクセサリーなどを全く身に付けない方だと光沢に違和感を感じる方もいるだろう。そのような方は是非艶消し加工がされているマットゴールドから挑戦していただきたい。艶消しのものを選択することでより肌馴染み効果が増し、自然な印象でメガネをかけることができる。

 

メガネマニアが提案する究極のモテメガネ

ここまで『モテるメガネの選び方』をお伝えしてきたが、

選び方はなんとなく分かったけど、結局どれを選べばいいの?

理解不能。オワコン。

というあなたにここまでご紹介した選び方に沿って具体的にメガネオタクの僕がとっておきな3本をセレクトしてみた。もちろん今この記事をお読みいただいているあなたの顔のサイズまでは分からないのであくまで参考までに。

Bland:kearny Model:glant Color:clear blown

kearny(カーニー)は日本のメガネ作りにおける伝統的なセルロイド素材を使用するドメスティックブランド。セルロイド素材特有の透き通ったクリアブラウンは肌馴染みが抜群だ。パントシェイプにしてはレンズの縦幅が広すぎず丸みが強調されすぎないのも選出のポイント。

Bland:SAVILE ROW Model:OSRC1 PANTO Color:Gold Matt

SAVILE ROW(サヴィルロウ)は以前にこちらの記事でもご紹介したが、オーダーメイドが出来る英国ブランドだ。現在英国全土のロックダウンの影響により工場が停止しているためオーダーは困難だが、再開した際にはフレームカラー、装飾、サイズに至るまで選択が可能なため自分に合わせてモテメガネを一から作ってしまうのも選択肢の一つだろう。

Bland:BLANC Model:BM005 Color:TAUPE

二つの素材をミックスさせたこんなデザインもモテメガネのポイントさえ守れば挑戦しやすいはずだ。カラーは勿論のこと、大きくすぎず小さすぎない絶妙なサイズ感もモテメガネとして合格点だ。Blanc(ブラン)らしいシンプルなデザインの中に光るさりげないキャッチーなディテールは女性受け間違いなし。

さあ自分だけのモテメガネを探しに行こう。

いかがでしたでしょうか。モテるとは自分に他人の興味を引きつけること。これは性別年齢問わず間違いなく必要な要素ではないだろうか。それを一本のメガネで叶えられるならそんな嬉しいことはないはずだ。さあ、今から自分に合ったのモテるメガネを探してみよう。もしみつかればそこにはまだ触れたことのない新しい世界が広がっているのかもしれない。

それでは皆さま最高のメガネライフを。

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