自分に似合うメガネが分からないメガネ迷子の方へ①【サイズ編】

眼鏡語録

運命を変える、顔のパーツの一部となるメガネに出会ったことがないあなたへ。現役のメガネ屋店員でありメガネマニアの僕が絶対似合うメガネの選び方を伝授します。初回のテーマは…

似合うメガネはサイズで決まる

え、形じゃないの!?って声が聞こえてきそうです。実際にググると丸顔の人は丸メガネは止めましょうみたいな記事をよく見かけます。いやいや、丸顔が丸メガネをかけて何が悪い!!メガネは形だけで似合う似合わないは決まりません。
メガネ上級者やファッショニスタ達はサイズをあえて外してかける方も勿論いらっしゃいますが、メガネ迷子の方はまずはサイズ選択が重要です。極論をいうとサイズさえぴったり合っているものを選べば、形はどのタイプを選んでも似合います。では具体的にサイズとはどこを見ればよいかを実際に見ていきましょう。

フレーム全体の横幅

ポイントは、正面から見た際にメガネのフロントのアウトラインが、自分の顔幅にぴったりかもしくは若干内側にくるものを選びましょう。ここでよく聞くご意見が

自分の顔より大きいメガネを選べば小顔効果があるのでは!?

はい、ありません。ただの思い込みです。もう一度言います。顔幅に対してぴったりか若干小さめです。

瞳の位置

次にレンズのどこに瞳がきているかをチェックしましょう。正解は、正面から見た際に瞳がレンズの中心より若干内側の若干上です。

ここで覚えておきたいのが、瞳がくる高さは購入後に調整が可能なフレームも少なくないので店員さんに高さ調整が可能なフレームかどうかを確認しましょう。

可能な場合で試着した際に高さが合わないフレームは手で正しい高さに合わせて試着してください。正しい位置で試着しないことには似合っているかいないかは分かりません。
次に瞳の位置が内側すぎる場合や中心より外側にある場合ですが、さすがにメガネは横に伸び縮みはできませんのでそのフレームは諦めましょう。

メガネのサイズ表記を確認してみよう

ここで役に立つのがメガネに記載してあるサイズ表記です。そもそも全てのメガネにサイズ表記があることをご存知の方が少ないように思います。基本的にはブランドものや量販店さんのメガネに関わらず全てのメガネに以下のようなサイズ表記があります。(古いメガネなどは例外あり)

この表記の場合は、レンズ(方眼)の横幅が47mm、ブリッジ幅(左右レンズ間)20mm、テンプル(耳に掛けるツル)の長さが145mmという意味になります。テンプルの長さは掛かれば基本的に問題はないのであまり気にする必要はありません。記載場所はテンプルの内側にあることが多いですが、分からない場合は店員さんに聞いてみましょう。何本か試着してみて、「お、このくらいのサイズがしっくりくるぞ」というものに出会えたらサイズ表記をチェックし、記憶しておくと選びやすくなります。但し、このサイズ表記はブランドやメガネ店ごとに多少の誤差がありますのであくまで参考までに。

最後に

今日はひとまずこの辺で。メガネ選びにサイズが重要なことをお分かり頂けたでしょうか。次回のこのテーマは、四角や丸やその他もろもろ、メガネの形に焦点を当てメガネ選びの基本をお伝えします。
それでは皆さま最高のメガネライフを。

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